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浪人を決めたらまず原因分析!3つの「行動の不足」を自覚しよう

浪人生向け
#浪人生活

ドリームラーナーズの石原です。入試の結果が出て、浪人を心に決めた人に向けて書きます。

自分の将来に責任を取るのは自分自身です。希望の進路に向かって突き進むために浪人するという選択は、十分に意味のある一手だと思います。

ただし、浪人するのであれば、受験で成果を出せなかった原因の分析を必ずしてください。原因を自覚しなければ、浪人を経ても同じことの繰り返しになります。

原因というのは、「受験を甘く見ていた」とか「努力が足りなかった」とか「本番に弱かった」では足りません。それは感想であって原因分析ではないのです。自分の欠点と具体的に向き合うことが、浪人を始めるうえでの本当の第一歩です。

欠点と向き合うのは辛いことです。しかし、それらを補っていくのが浪人生活の勉強です。浪人生活では様々な苦悩が続くので、一番最初に根本的な辛い想いを自分の中で消化しておくことが大事です。詰まるところ、自分でコントロールできる要因にフォーカスし続けることが、浪人で成果を出すための原則です。

受験で成果が出ない原因とは「行動の不足」である

受験で成果を出せない原因は、次に挙げる3つのどれかと繋がります。

つまり、あなた自身の行動の不足が成果を出せなかった原因です。

① 勉強時間の不足 ② 繰り返し回数の不足 ③ 試験の練習の不足

以上3つの原因について順番に解説していきます。

①勉強時間の不足

浪人する人は、掲げている目標に対して費やす勉強時間が不足していると感じることが少なくありません。勉強時間の不足とは、高校3年生の1年間だけを指すのではなく、小・中・高の12年間の勉強時間が現役合格した人と比べて圧倒的に少ないということです。

勉強時間が不足しているという自覚のない浪人生活は、失敗パターンの一つです。なぜなら現役時代と同等以下の勉強時間しか確保しなくなるからです。

では、具体的にどの程度確保すれば欠点を補えるのか。この問いへの答えは2通りです。

まず、勉強に苦手意識がある人は1日12時間を確保してください。予備校の授業時間もあると思いますが、それは半分の長さで評価します。「寝る時間以外は全部勉強?」と驚くかもしれませんが、それくらいやらないと苦手意識のある勉強は克服できません。

次に、高校生の時に勉強を怠けてしまった人は、毎日6〜7時間を確保してください。少し余裕はあるものの、勉強漬けの生活であることには変わりありません。

②繰り返し回数の不足

勉強時間を確保できていても、繰り返しが不足していると成果が出にくいことを多くの浪人生に知ってほしいと思います。

問題演習であれば、同じ問題あるいは同じタイプの問題に繰り返し取り組まなければ、試験で通用するほどの「分かった」という状態には普通なりません。繰り返し回数が不足したまま満足しているとすれば、それは「分かった」という状態を安易に考えているということです。

「分かった」と安易に自己評価してしまいがちな人は、繰り返し問題を解くことを退屈に感じるかもしれません。しかし、繰り返し解いてみると意外と分かっていないことが明らかになります。「分かった」という思い込みで満足せず、自分で自分の粗を探す根気が実りある浪人生活には必要です。

③試験の練習の不足

試験の練習とは、ざっくりいえば時間を計った模試や過去問演習のことです。①と②の不足に当てはまった人の多くは、この③の「試験の練習の不足」も当てはまっているはずです。

当たり前のことの確認ですが、試験では時間内に解ける問題を取りこぼさないようにしなくてはなりません。練習が不足していると1問にこだわってしまい、解ける問題に取り組む時間がなくなります。

試験はある種の競技です。部活動では素振りや筋トレばかりしていても試合で勝てないのと同様に、試験もまた本番形式の練習なしに点数は伸びません。まとまった時間と高い集中力が必要で疲れる勉強ですが、成果を出すためには欠かせません。

受験に悪影響を及ぼす他人からは「距離をとる」

受験で成果を出せない原因を3つの不足に整理して解説しました。

記事を読むだけで満足せず、必ず自分で原因分析をしてください。時間をかけて手を動かさないと、心の底から納得することは難しいからです。

原因分析をしていくと、家庭・学校・友人といった他人に由来する要素も見つかってくることがあります。これらも確かに原因ではありますが、変化を期待して積極的にコントロールしようとするのは悪手です。むしろ「距離をとる」という一見消極的に見えるコントロールで対処するほうが得策です。

原因分析は第三者の力を借りてもいい

受験勉強の基本は、計画・実行・分析・対策のサイクル、いわゆるPDCAサイクルです。浪人生の場合、現役時代の受験結果がすでにあるので、「分析」から入ってPDCAサイクルを確立していきましょう。

原因分析の作業が辛い場合でも、ぜひ取り組んでほしいと思います。どうしても心に強い負荷を感じるのであれば、第三者の力を借りてみてください。その際、両親以外に相談するほうがうまくいきやすいです。

なぜかというと、両親が我が子を見る目にはどうしても過大な評価や期待が混じってしまい、客観的な分析が難しくなるからです。また、高校生であれば親の言葉には反発心が芽生えやすいという面もあります。これは仕方のないことなので、原因分析で力を借りる相手は両親以外を選ぶほうがスムーズです。


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